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2019/08/28
羽田野ふきこ先生の子育てコラム
楽しかった夏休みも終わり、学校に元気な声が戻ってきますね。
こんにちは。子育てアドバイザーの羽田野ふきこです。
暑くて長い夏休みが終わると、子どもたちの元気な声が校庭や教室に響き、学校に活気が戻ってきます。
久しぶりに見る子どもたちの姿は、背もずいぶんと伸び、たくましく見えたものです。
「プールで25メートル泳げるようになったよ」
「こんなに日焼けしちゃった」
「お風呂そうじがんばったよ」
「工作で○○をつくったよ」
などと、さっそく夏休みの様子を報告する声が飛び交い、みんなで楽しく聞き合った教員をしていたころを思い出します。
子どもたちは、夏休みの間のチャイムのない生活から、学校が始まりチャイムのある生活にもどります。
夏の疲れも出るころです。また、残暑に加え、学校によっては運動会や体育祭の取り組みも始まります。疲れたり緊張したりすることも予想されます。
大人の場合でも、長い休みの後、生活のリズムをとりもどすことが大変なように、子どもはもっと大変だと思ってください。夏休みあけは、学校生活に慣れず、学校に行きたくない子どもも増えます。
子どもたちが無理なく、早くいつもの生活にもどりますように…。
家庭と学校、放課後等デイサービスなど周りの大人たちで「規則正しい生活のとりもどしと体調管理」に特に目と心を配りたいものです。
特にこの時期は、慣れない生活で身体は疲れています。
夜は早めに寝て身体を休ませることをこころがけてください。
睡眠不足におちいると常に眠たくぼんやりしていて朝の準備ができなかったり、話すことがなかなか伝わっていかなかったりします。
睡眠時間はとりわけ気をつけましょう。
「早く!」「今すぐ!」とせかさず、私たちがゆとりをもって子どもが心の準備をできるような言葉がけをしてみましょう。
例えば、朝の準備が遅い子には、見通しもって行動する力を育てるために、
「時計の針が3になるまでに歯磨きを終わらせようね」
「テレビの○○の番組が終わるまでにご飯を食べようね」という言葉かけや、
「次は何をすればいいかな?」という問いかけをしてみてはいかがでしょう。
また、朝することを一つ一つ順番に絵に描いて、子どもがそれを見て行動するのも一つの方法です。一つ一つの絵をカードにして壁に貼り、できたら裏返していけば、達成感や「できた」という自信にも繋がります。
子どもは、耳からの情報より目からの情報の方が入りやすいので、目で見えるようにして自分で動けるしくみをつくることもポイントです。
できるだけ早く生活のリズムが取り戻せるように、その子の発達段階やペースに合わせたサポートを試してみてはいかがでしょう。
(最後までお読みいただいて、ありがとうございました。)
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教師歴33年! 親子で幸せになるポイントを提案!
子育てアドバイザー:羽田野富喜子(はたのふきこ)
○元小学校教諭・幼稚園教諭
○人財教育サポーター
○ハートフルコーチ
○NLPエグゼクティブトレーニング修了
○ソリューション・フォーカス・アプローチセミナー修了
■講師プロフィール
教師生活33年(内、特別支援学級3年)。一貫して教育の仕事に携わる。
学級崩壊したクラスを立て直すなど、「自己肯定感を育む学級・感動ある授業の創造」を目指して実践。
3000人以上の親子と関わり、子どもの心の声に耳を傾け親と共に悩み考え、「子育て支援・保護者の自分育て支援」を行い現在に至る。
2014年3月に教師を早期退職し、心理学やコーチングをベースに個人相談・保護者向けの子育てワークショップ・講演・障がい児セミナーなど、ニーズに応じて各種子育てコーチング・講座を主宰。さらに、教師指導講師や企業研修講師も務める。
"子どもを幸せに導くためには、自分自身が幸せになること"をモットーに、これまでの経験から自己肯定感に着目し、「自分らしく生きる」ために"何に気づきどのように生きることが大切なのか…"など、親子で幸せに生きる生き方を提案している。
■活動内容
○子育てがもっとラクになる!子育てワークショップ
○保護者のための子育て支援講座
○パーソナルコーチング(個人相談)
○グループコーチング(グループセッション)
○教師のための学級経営講座
○子育てコーチング講座
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