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2025/03/06
放課後等デイサービス事例インタビュー
香川県坂出市で児童発達支援・放課後等デイサービスを運営する医療法人社団ゆずか様にお話を伺いました。
医療法人社団ゆずか様は『児童発達支援・放課後等デイサービス ぷらすこ』を運営されています。
施設を立ち上げた経緯など、管理者で児童発達支援管理責任者の三宅様からお話を聞くことができました。
インタビュアー(以下:イ)施設の概要や三宅様のお立場や役割をお聞かせください。
三宅様(以下:三宅)児童発達支援・放課後等デイサービス「ぷらすこ」の管理者兼児童発達支援管理責任者の三宅です。
イ)施設での療育内容について教えてください。
三宅)基本的には個別支援ですが、小集団活動や校外活動、あとは制作活動も取り入れることによって5領域に対応する療育をしています。
イ)令和6年度報酬改定で5領域を意識されるようになって大変になりましたか?
三宅)療育の方針として、もともと5領域を意識して日々取り組んでいたので、報酬改定を機に特に大変になったということはないですね。再認識したくらいです。
イ)活動内容を細かく考えることは大変ですか?
三宅)HUGの活動記録の「お知らせ」として一か月の活動内容を配信しています。利用者さんは、それを見て申込みをしてくれます。だいたい20日までに予約をしてもらいます。
大きな行事として月1回の土曜日に何かしらの行事があります。その活動内容を毎月月末に翌々月の内容を考えている感じですね。
毎日のカリキュラムみたいなものは、もう決まっているので全体で話す必要はありません。日ごとに考えているわけでなく、職員全体で考えて決めるのはイベント内容などだけですね。
イ)イベントの日の利用率は、いかがですか?
三宅)いいです。ありがたいことに、だいたい予約は埋まります。
イ)三宅様が立ち上げから担当されたそうですが、開所で一番大変だったことは何ですか?
三宅)いろいろな資料作りです。マニュアルなどの制作が一番大変だったと思います。
まだ誰も採用していない段階で、1人で準備していたのでめちゃくちゃ苦労しました。
イ)事務的な準備をお1人で進められていたとき、情報収集はどうされていましたか?
三宅)インターネットです。あとは私の経験値から、必要な資料をこの事業所に合うように、私が見やすく管理しやすいように整えていきました。
今もマニュアルは活用していますし、掲示に利用したりしています。
イ)開所後、利用者様はすぐに集まりましたか?
三宅)徐々にですね。スタートは“0人”ではなかったのですが、そこから本当に徐々に増えていった感じです。
イ)開所前から営業活動をされていたのでしょうか?
三宅)一応、相談支援員さん巡りと、パンフレットを市役所や子育て支援をしているところに置かせていただきました。
イ)相談支援員様との関係性は重要ですよね。
三宅)そうですね。この辺りの地域ではすごく大事です。相談支援員さんからの紹介があり、順調に利用者は増えていきました。
イ)施設があるこのエリアに同業の施設は多くありますか?
三宅)近所にあることはありますけど、坂出市全体として見るとまだ数は少ないです。
イ)ホームページは最近作られたのですか?
三宅)はい。開所時に作っていなかったので、最近新しくホームページを作りました。
この事業所の母体は矯正歯科医院なのですが、代表の理事長からホームページもそうですが、SNSにも力を入れたらどうかと勧められてインスタグラムを開設しました。
集客だけが目的ではありませんが、いろいろな方に知っていただくためには必要なことですね。
イ)SNSの更新はスタッフの方ですか?
三宅)今は、ホームページ制作会社の方にインスタグラムの投稿も依頼して更新してもらっています。
イ)お忙しいのでプロの方にお願いしているわけですね。ホームページやSNSから問い合わせなどはありましたか?
三宅)地域性もあるのか、ホームページからのお問い合わせは少ないです。
周知や集客に向けてホームページやSNSは始めましたけど、この辺は相談支援員さんからの紹介がメインになってくるので、ホームページからの問い合わせの数はわずかです。
保護者の皆さんは、まず役所関係に一番に相談に行くようなので、相談支援員の方に「空きがあります」と伝えておけば、相談に来た人に「ここが空いているよ」と伝えてもらえるので、この方法の方がご利用に繋がりますね。
イ)相談支援員様と、どれくらいの頻度でお話されていますか?
三宅)今、来ている子達の担当者会議がありますし、モニタリングの聞き取りもあります。相談支援員さんとのやり取りはそれが主にはなりますが、頻繫にお話しする機会はあります。
イ)開所のタイミングでHUGを使うことになった理由やきっかけはありますか?
三宅)HUGは全部が連動していて、システム一つで一括して施設運営できるという点です。
イ)ご検討時に他のシステムのお話は聞かれましたか?
三宅)インターネットでいろいろチェックして調べましたが、最終的に決めてお話しを聞いたのはHUGだけです。
請求から施設運営、あと保護者とのやり取りまで全部が一括で、連動しているところが他になかったこともあります。私としては、データを一元的に管理したかったのでHUGに決めました。
イ)以前の職場でもHUGをお使いになられていたとお聞きしましたが?
三宅)以前は事業所数がたくさんあったからなのか分かりませんが、請求にしかHUGを使わないと会社的に決められていた事情がありました。ですから実際は、あまり全体の機能を知りませんでした。
本来はたくさんの機能があるのに他の機能を使わないのはもったいない。使った方が便利なのにとは思っていました。
イ)では、開所時にいきなりたくさんの機能を使いこなすことは大変でしたか?
三宅)大変だったことはないです。
もちろん、スムーズとは行きませんでしたが、分からないところは、電話でサポート対応していただいたので、特別大変だとは思わなかったです。
今は日々のチェックなどもHUG内で全て管理しています。例えば送迎管理の送迎確認チェック欄も利用しています。
イ)保護者様も最初からスムーズにHUGをご利用いただけましたか?
三宅)利用申し込みもHUGからスムーズにできていると思います。
最初のころだけボタンの押し間違いなのか、申し込みしたのになかったと言われたことがありましたが、最近はないです。保護者様も慣れてくれたのかな。
イ)連絡帳に写真を多く活用されていますね。
三宅)子どもごとに支援の担当者が決まっているので、担当者が写真を撮影して、連絡帳記入時に写真も貼付しています。
イ)保護者様は連絡帳をしっかりとご覧になられていますか?
三宅)いろいろですね。子どもの写真を楽しみにしてくれている方は、連絡帳を見てお返事もまめに書いていただいています。
イ)先程、以前の職場は請求だけHUGだったとお聞きしましたが、連絡帳は手書きだったのでしょうか?
三宅)連絡帳は全部手書きでした。記録も全てが手書きでしたね。
今はHUGで記録を入力していますが、手書きのときと比べると、記録作業そのものだけではなく、写真を使って様子を伝えられるようにもなったので、すごく楽になりましたね。
イ)職員様も無理なくお使いいただけていますか?
そうですね。パソコンは台数に限りがありますが、スマホも使えますよね。若い職員は「スマホの方が私は速い」と言うんですね。
記録にスマホが使えることで入力時間も短縮できていると思います。
イ)最後に今後のビジョンや展望を教えてください。
三宅)施設としても私個人の考えとしても、子ども一人ひとりにしっかりと関わりたいという想いがあるので、個別支援は今のまま崩さないで療育していきたいと思っています。
しかし、利用者が増えてくると、そういうわけにいかないこともあり、時間帯にもよりますが利用者2人に対して職員が1人になることもあります。
これから職員も増やして対応していきたいのですが、採用も含めてその辺を今後の課題として取り組んでいきたいと思っています。
イ)本日は貴重なお時間を頂きまして本当にありがとうございました。
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実際にHUGをご利用いただいている放課後等デイサービス事業者様の感想をご紹介していますので、請求ソフトや管理システムの導入を検討されている方はご参考くださいませ。
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