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発達性協調運動症/DCDとは?【発達障害/発達の困り/DCD/不器用】

2024/11/06

レデックス五藤先生の発達の困りごとコラム

発達性協調運動症/DCDとは?【発達障害/発達の困り/DCD/不器用】

みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!


今回はYouTubeのレデックスチャンネルの中で『発達の困りとは?番外編|(6)その他の発達の困り:DCD・発達性協調運動症(障害)|【発達障害/発達の困り/DCD/不器用】』として、教育や学習支援をデジタルコンテンツで支えるレデックス認知研究所所長であり、レデックス株式会社の代表取締役 五藤博義様にわかりやすく解説いただきましたので、その内容をご紹介します。

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発達性協調運動症(障害)とは…?

発達性協調運動症(障害) =DCD

Developmental  (発達性)
Coordination(協調)
Disorder(症/障害)

発達性協調運動症(障害)とは、体や感覚に異常がないにもかかわらず、年相応の協調運動に困難さがあるという困りになります。

【協調運動とは】
2つの動きを同時に行う運動を指します。

発達性協調運動症/DCDとは?【発達障害/発達の困り/DCD/不器用】

動きには、
体を大きく使う「粗大運動」と、手先を細かく使う「微細運動」があります。

DCDの困りにも、上記の2つのタイプがあります。

幼児期から見られる特徴

DCDの困りで幼少期から見られる特徴としては、

・よく転ぶ
・ジャンプが苦手
・スプーンや箸の操作ができない
・ボタンが止められない

などがあります。
単なる運動が苦手なのではなく、動作に時間がかかったり、正確にできなかったりします。

→日常生活のスキルの獲得に”困り”を生じることが出てきます。

学校生活の困り

学校生活では、

・体育の球技やダンス
・音楽の楽器の操作
・文房具の操作
・図工の時間

などに困りが出てきます。

劣等感が生じやすく、二次障害につながりやすいことも特徴の一つです。

対応

対応は、「単なる不器用」で片付けず、本人の気持ちに寄り添うことが大切です。
様々な便利グッズや道具の活用など環境調整というようなことでの解決を図ることも非常に有効です。
また、作業療法士や理学療法士などの専門家のアセスメントを受けて支援しましょう。

まとめ

発達性協調運動症(DCD)とは、体や感覚に異常がないにもかかわらず、年相応の協調運動に困りがあることです。

2つの動きを同時に行う協調運動には、体を大きく使う「粗大運動」と手先を細かく使う「微細運動」があり、よく転んだり、箸の操作ができないなどの困りがあります。
単に運動や操作が苦手というわけではなく正確にできません。

幼少期は生活スキルの獲得に困ったり、学業につながる動作や運動に影響するなど、学校生活にも困りがでることから劣等感が生じやすく、二次障害につながりやすいことも特徴の一つです。

単なる不器用で片付けず、本人の気持ちに寄り添い、道具の活用などで環境調整を図るとともに、作業療法士や理学療法士などの専門家のアセスメントを受けて支援をしていくことが大切です。

※ レデックスチャンネルでは、医学用語や学術用語等の専門用語として「障害」を漢字表記に統一しています。

さいごに

弊社が提供している「HUG」は、保護者様ごとに専用のマイページを作成します。
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五藤博義先生の紹介

こどもの認知機能の発達を検査・訓練するコンテンツでこどもの発達を支援
レデックス認知研究所 代表・レデックス株式会社代表取締役 五藤 博義(ごとう ひろよし)

■講師プロフィール
東京大学教育学部卒業、ベネッセ等で30年以上教育の研究開発に従事。川崎市の小中学校教師との作文教材の研究で松下教育研究財団森戸賞を受賞。
埼玉県特別支援教育研究会での研修、東京都中央区での教員研修など、 年間10数回、発達障害に関する講演、セミナーを担当している。

■レデックス株式会社
LEDEX株式会社は、「Learn=学ぶ」「Design=デザインする」「Experiment=試してみる、やってみる」の頭文字【LEDEX】が社名。「学び、デザインし、試してみる」そんなこども達を応援している会社です。

レデックス株式会社

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