【活動事例】ココトモワークスジュニアの『ランラン♡竹ランタン☆』活動｜放課後等デイサービス活動事例

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【活動事例】ココトモワークスジュニアの『ランラン♡竹ランタン☆』活動

2024/07/31

放課後等デイサービス活動事例

みなさんこんにちは！
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています！

今回は、【放デイ】「ランラン♡竹ランタン☆」の活動をご紹介します。
弊社が運営する放課後等デイサービスであるココトモワークスジュニアで実際に行った活動です。よろしければ参考にしてください！

活動の目的

放課後等デイサービスココトモワークスジュニア犬山今井校は、愛知県犬山市の「就労移行支援・就労継続支援B型事業所ココトモワークス犬山」に併設するアウトドア型放課後等デイサービスです。

一人ひとりの可能性を広げ、個性を伸ばすために感覚統合療法やソーシャルスキルトレーニングに基づいた様々な療育プログラムをご用意しており、犬山の里山の自然を五感で感じながら、屋外ならではのアウトドア型の自然体験活動を療育に取り入れています。

今回の活動は、身近な自然素材を利用して、一から何かを作ることが目的です。
普段、竹林を目にしたり、竹製品を手にすることも多いのに、竹を手にすることが少ない子どもたちに、昔から竹はいろいろなものに利用されてきたことを伝えていきたいです。

＜活動の目的＞

普段触れることのなり竹素材を使うことを通して、工具の使い方、指先の動きなど気を付けながら、ものづくりの楽しみを知ってもらう。

小さな穴から漏れる光を想像して、思い思いの模様で竹ランタンをデザインする。

竹をのこぎりで切るところから行うことで、1からものを作り上げる達成感を味わいます。

今回、子供たちには竹をのこぎりで切るところから体験してもらいました。
低学年の児童はのこぎりを使うことに対して不安もあったため、指導員と一緒に行いました。

中高生の児童で、1人でできる子は指導員見守りの元、1人でのこぎりを使うことにチャレンジしました。

ランタンの光のデザインは、A4の用紙に思い思いの図柄を描いてもらったり、竹に直接シール（ドリルの穴のサイズくらいの小さいもの）を貼って模様を付けることにしました。

電動ドリルでの穴あけ体験は、のこぎりの時と同様に1人でできる子は1人で、不安な子は指導員と一緒に行いました。

工作活動

具体的な活動の流れは以下の順番で行いました。

【事前準備】
・竹は1.5ｍほどのものを3本用意。（2日前には切って乾燥）
・紙やすり、のこぎり、電動ドリル等の工具の準備
・百均ショップでライトの購入
・カラーラベル丸型（デザイン用のシール）の異なる径を数種類

手順は以下のとおりです。

● STEP1　

のこぎりで竹をカット
　節の部分が入らないように、1節分をランタン用に切り出します。

● STEP2　

竹の洗浄・乾燥

● STEP3

ランタンをデザイン
　光が漏れる小さな穴が模様になるため、その連なる穴をデザインします。

● STEP4

電動ドリルで穴あけ

● STEP5

表面の仕上げ
表面を平らにしたい子は、紙やすりで削ります。

● STEP6

ライト点灯
室内を暗くし、ライトを灯して完成です。

活動の様子

＜工夫したこと＞

・竹のサイズは大小さまざまなものを用意し、子供たちに好きなものを選んでもらいました。
・デザインは、A4の用紙に思い思いの模様を描いてもらったり、竹に直接シール（ドリルの穴のサイズくらいの小さいもの）を貼ります。模様を可視化することでドリルで穴をあけやすくしました。

電動ドリルを使うことができない子にはデザインを考えてもらい、指導員が穴あけを行うことで、少しでも全体活動に参加できたという達成感を体験してもらえるよう配慮しました。
お披露目会を行うことで他児が作ったものを褒めたり、自分の作品を褒めてもらうことで達成感や、自己肯定感の向上を目指します。

＜子どもたちの様子＞

できあがったときの達成感や、喜びは大きかったようです。
穴あけが終わり、指導員からライトをもらうと、嬉しそうに1人で陰になるところへ行き、点灯している児童の姿が多くみられました。
さらに暗い場所を探し、「トイレでやったらきれいだよ～」と指導員に報告する子供たちの表情は、達成感を感じたようでとてもキラキラと輝いていました。