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2021/07/12
行政書士小澤先生の放デイコラム
みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!
今回は放デイラボのYouTubeチャンネルの中で『【質問への回答】児童発達支援管理責任者研修を受講する方法』について、介護業界を支える行政書士 小澤信朗先生にわかりやすく解説いただきましたので、その内容をご紹介します。
YouTubeの放デイラボチャンネルでは、みなさまからコメント欄にて多くのご質問をいただいています。
そうして寄せられたご質問から、回答可能なご質問について詳しくお答えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください!
今回は、「『児童発達支援管理責任者』の資格を取るための研修に申し込むには?」というご質問にお答えします。
▼今回の質問
『私は以前、児童発達支援センターで働いたことがあり、今は保育園で働いているのですが、ゆくゆくは療育の現場に戻りたいと思っています。
そのため、令和3年度の児童発達支援管理責任者の資格を取るための研修に申し込みたいのですが、どのように申し込んだら良いのかわかりません。
保育園の先生方は療育についてあまり知らないため、研修のことも質問できないため、ここで質問させてください。』
▶回答
児童発達支援管理責任者研修の正式名称は『サービス管理責任者等基礎研修』です。
・相談支援専門員初任者研修(講義部分) ×2日間
・サービス管理責任者研修 ×2~3日
多くのケースでは、上記4~5日間の研修を受けていただくことが大前提になります。
▶受講の方法
まずはインターネットで、受講する都道府県をキーワードに入力し検索をかけてください。
例「サービス管理責任者基礎研修 東京都」※かならず都道府県で検索をかけてください。
サービス管理責任者等基礎研修というのは、サービス管理責任者と児童発達支援管理責任者、両方の資格取得時に要件となる受講の修了が認められる研修です。
検索するとサービス管理責任者等基礎研修のホームページが出てきますので、そちらに明記されている問い合わせ先にて詳しく教えてもらえます。
また、ホームページ内で申込用紙もダウンロードできますので、そちらから申し込むことも可能です。
▶注意点
サービス管理責任者等基礎研修は、多くの自治体が個人での申込による受講を認めていません。
そのため、既存の事業所もしくは新たに障害福祉サービスを開設する事業所のサービス管理責任者候補しか受講できない可能性もあります。
現在障害福祉サービス事業所で働いておらず、サービス管理責任者候補でもない場合は、個人で申し込むのは難しいかもしれません。
たとえ仮に申し込んだとしても研修がなかなか認められない、という可能性があることも認識しておきましょう。
また、研修先では実務経験証明書などの必要書類等を提出する必要があります。
とくに実務経験証明書は、昔の勤務先に連絡をするなど準備に時間がかかってしまいますので、事前にしっかりと確認してください。
まずは『サービス管理責任者等基礎研修』を受講してください。
ただし多くの自治体が、個人での申込による受講を認めていません。このため申し込んだとしても研修が認められない可能性があります。
いかがでしたでしょうか。
その他のご質問についても、可能な限り回答させていただきますので、知りたい疑問などありましたら遠慮なくお聞かせください。
今後もみなさまのご質問をお待ちしています。
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1977年東京生まれ。東京都中野区で活動する行政書士。
山形大学人文学部4年の時に、知的障害児のための学童保育でボランティアを始めたことをきっかけに、 障害福祉サービスに関するサポート業務をおこなうことが自分のライフワークとなる。
山形大学人文学部を卒業後、介護保険対応総合システムのサポートを経て、 2010年9月に行政書士として独立。
放課後等デイサービスは、東京都の他、青森県や岩手県、宮城県、福島県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、茨城県、神奈川県、静岡県、愛知県、長野県、三重県、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、沖縄県などからも依頼をうけ、開設や運営のコンサルティングや申請代理業務を手掛けている。また開業後、リコージャパン株式会社、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会、パナソニックエイジフリーケアセンター香里園、NDソフトウェア株式会社、新興サービス株式会社、多摩信用金庫、株式会社細田工務店、株式会社エス・エム・エス、株式会社いきいきらいふ、連合福井、杉並区地域包括支援センターケア24西荻、府中市地域包括支援センター安立園など上場企業や地域包括支援センター主催のセミナーで講師として活動するなど幅広い活動をおこなっている行政書士である。
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