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2021/03/22
障害福祉施設向け最新ニュース
本書は、HUG(ハグ)システムの開発・運営を行っている株式会社ネットアーツ代表取締役の齋藤秀一が、これまでに感じてきた発達障害グレーゾーンの生きづらさや、自分の居場所を見つけるための気づきとなった出来事をまとめた体験記です。
子どもの頃に感じていた親には言わないこと、大人になって初めて見つけた居心地のいい場所、その延長線上に生まれた自身が本当にやりたいこと―――。
そうした経験から得た、社会の中で自立していくためのヒントをご紹介しています。
『長い間、僕は自分だけが特別に「変な奴」だと思い込んで生きてきました。
けれども障害福祉の世界に入ると、僕と同じように、いや僕なんかよりもずっといろんなことに苦しんだり
悩んで生きづらさを抱えている人がたくさんいるのを目の当たりにしたのです。』
自分の経験や体験を伝えることで、もしかしたら生きづらさを抱えている人やご家族にとっての何かの参考になるかも知れない。
「発達障害の特性は環境次第でいくらでも仕事に活かせる。」
発達障害グレーゾーンの特性をIT分野で活かし経営者となった著者が、障害を才能に変え、自分の居場所を見つけるためのメッセージが込められています。
また本書では、児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援向け施設運営システム【HUG】が誕生するまでの、貴重な経験も知ることができます!
「施設のスタッフや子ども達、その保護者の方にとって本当に良いシステムの役割って何だろう?」そんなユーザーへの優しい想いがつまったHUGシステムを形にするまでの、IT企業ならではの機転を利かせた対応力にもぜひ注目してください!
放課後等デイサービス『ココトモ』を立ち上げ子ども達と接するようになったことで、著者は障害のある子ども達の将来を思い『本当の意味での自立』について考えるようになりました。
そしてたどり着いた答えは「子ども達の居場所があり、そこで経済的な自立を果たすこと」。
その課題を解決すべく、現在も挑戦し続けているのが“ココトモファームプロジェクト”です。
農業の担い手不足と、障害がある人の自立支援を掛け合わせた、『農福連携』には可能性がある。
であればITのノウハウを活用した『農業×商業×工業×福祉』という農商工福連携の仕組みを作り、障害がある人もない人も一緒に働ける多様性を実現することで、一人ひとりの特性に合った働き方の選択肢を増やすことができるはず。
そんな思いから描いたビジョンは、今もさまざまな形となって実現し続けています。
支援の一環として広がる可能性を、どのように現実化して進めているのか?
この本を読むことで、プロジェクトにかける想いや進める中で起きた問題、成功事例なども窺い知ることができます。
本書は、著者が「自分と同じような生きづらさを感じている方やご家族の方、または支援する方に何かしらのヒントや希望を持ってもらいたい」という思いから、幼少期から現在に至るまでの体験や気づきをありのままに伝えています。
生きづらさを感じている方やご家族の方だけでなく、そうした方々をサポートする施設で働く方にとっても、きっと得られるものがあるはずです。
「自分の居場所を見つけたい」
「自分自身が持つ特性をプラスに変えるヒントが欲しい」
「お子さんや周りにいる方の発達障害について理解を深めたい」
「放課後等デイサービスという事業について見つめ直したい」
ひとつでも当てはまる思いがありましたら、ぜひ手に取って読んでみてください。
これまでは周囲の理解を得づらかった特性が“特技”に変わるヒントが見つかるかもしれませんよ!
『発達障害でIT社長の僕』は、良いことも悪いこともすべてが飾らない平易な言葉で綴られています。しかしその淡々とした語り口からは、著者が体験したその時々の思いが強く伝わり、読む人の胸を強く打ちます。
自身の体験から得た答えを具現化し続ける姿勢に学びを得るだけでなく、さまざまな出来事から織りなされる心情の変化に、時には苦しくなったり、時には心が温かくなったり。
そして読み終わったときには、少しだけほっこり優しい気持ちになれる、そんな読みごたえのある一冊です。
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