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2021/12/06
放課後等デイサービス 活動事例
作成日:2021年1月29日
みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!
今回は、冬休みや中やお正月に行える「絵馬づくり」の活動をご紹介します。
グループ会社の児童発達支援・放課後等デイサービスであるココトモスタディ西尾駅前校で実際に行った活動ですので、よかったら参考にしてみてください!
ココトモスタディは学習療育をメインに、児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援を行っています。
学習を通じて自己肯定感・学習態度等を育み、自立支援を応援している施設です。
今回の活動では絵馬づくりを通し、絵馬という日本の文化に触れながら、自分の目標を考え、自分で実際に文字にすることでより具体的に今年一年頑張っていこうとすることをイメージできるようになるかなと思い行いました。
また「文字を丁寧に書く」、「目標に合わせた絵を描く」ことで文字の読み書きや想像力を養うことを狙いとしています。
今回、活動に参加した子どもは小学校1年生~2年生の男のたちでした。
始める前に「絵馬」についてを知っているか聞いたところ、知らない子が多かったです。
実際に絵馬の木の型を見せると「神社で見たことがある!」という子もいました。
初めに絵馬がどういうものなのか、何をするものかを話し、
今から行うことがどういう目的の活動であるのかを知ってから制作に入ります。
絵馬づくりは以下の順番で行いました。
実際活動を始めてみると、1番目の目標を考えるところでつまずくお子さんがたくさんいました。
そのようなお子さまには、「健康」「運動」「お手伝い」「交通安全」など、予め参考になりそうなものをいくつかピックアップしたリストを用意しておきました。それを見ながら指導員の先生と話していくことで、それぞれにあった目標を決めることができました。
目標を決めた子から絵馬に書いていきます。
絵馬に書くと後から直すことができないため、先に絵馬と大きさを合わせた紙で練習書きをさせました。正しい文字を書けるか、文字の大きさ・バランス見ながら一度かくことで、絵馬に書く時に思ったものに少しでも近づけるようにしておきます。
それでも不安な子には、鉛筆で下書きをしてから書くようにしました。
子どもたちは絵馬という普段あまり目にすることのないものに書くことに戸惑いながらも、いつもより丁寧に文字を書いているのが印象的でした。
目標が書けた子から、今度は裏側に各々目標に合わせた絵や好きなものの絵を書きます。絵も書くことを思いつかない子のために、いくつかサンプルを用意したり、リクエストがある子は、スマートフォンで探してあげたりしました。
最後に指先の練習もかねヒモを自分たちで通し結んでもらいました。
ココトモスタディ西尾駅前校は週単位で活動を行っていて、この週の放課後等デイサービスの活動に参加する子どもたちは絵馬づくりを行っています。
教室内に鳥居を作り、神社のようにみんなの絵馬を飾りました。
コロナの影響もあり、今年は神社に初詣に行くのも簡単ではありませんが、子どもたちにはお正月行事に触れる経験にもなったのではないでしょうか。
○あらかじめ書くこと(目標)をいくつか用意しておく
○絵馬と同じ大きさの紙を用意して練習させる
○施設内に飾り付け神社と同じ雰囲気を演出する
絵馬に書く目標を短い時間で考えるのはなかなか難しいですが、いくつか準備しておくことでスムーズに進めることができました。普段なかなかできない年中行事を施設で行うことで特別な活動にすることができます。1年の初めに今年の目標を絵馬に書き上げた子どもたちは、少し大人になったように見えました。
以上、ココトモスタディ西尾駅前校で行った絵馬を作る活動についてご紹介いたしました。
今回は株式会社アーテック様の「絵馬づくり(120x73x8mm)ヒモ付」を使用しました。
市販のキットを利用することで多彩な活動を提供できます。
皆様も活動の参考していただけると幸いです。
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