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吃音とは?【発達障害/神経発達症/吃音/発達性吃音】

2024/10/15

レデックス五藤先生の発達の困りごとコラム

吃音とは?【発達障害/神経発達症/吃音/発達性吃音】

みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!


今回はYouTubeのレデックスチャンネルの中で『発達の困りとは?番外編|(5)その他の発達の困り:吃音|【発達障害/神経発達症/吃音/発達性吃音】』として、教育や学習支援をデジタルコンテンツで支えるレデックス認知研究所所長であり、レデックス株式会社の代表取締役 五藤博義様にわかりやすく解説いただきましたので、その内容をご紹介します。

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吃音とは…?

吃音(発達性吃音)は、身体の器官や機能的な異常がないにもかかわらず、話し言葉が滑らかに出てこない状態(言葉の流暢性の障害)をいいます。

※ 調子がよい(吃音が出ない)ときと、悪化しているとき(吃音が出る)とがあり、吃音の出方には波があります。

吃音の種類

吃音とは?【発達障害/神経発達症/吃音/発達性吃音】

主に3つの種類があります。

 連発(繰り返し) 
「き、き、き、きのうね、」など

 

 伸発(引き伸ばし) 
「きーーーーのうの夜ね、」など

 

 難発(ブロック・阻止) 
「・・・・・っきのう、ね」など


人により、状況により、吃音の出方は異なります。

随伴症状

話すときに手足を動かしてタイミングを合わせたり、顔をしかめたり、本来話すときに必要のない動作を伴うこと。

何とか話そうとして出てくる行動ではないかと考えられています。

発症年齢

吃音は言葉を文章で話し始める2歳から5歳の時期に発症することが多く、自然に軽快・消失することもあるのが特徴です。

特に幼児期は変化が大きいようです。

吃音の原因

原因はわかっていませんが、家族に吃音者がいると、体質的に吃音になりやすい特徴を持つと言われています。

吃音の誤解

吃音には色々な誤解があり、対応の方法も知っておいていただきたいです。

【誤った認識】
・育て方が原因で吃音になった
・強く叱ったから吃音になった

など環境の要因や心理的な影響、性格などで吃音が発症したと思われがちですが、原因ははっきりとはわかっていません。
体質に加えて、ことばが急速に発達する時期やそれ以外の環境が重なる等の複数の要因があると考えられています。「育て方」だけで吃音になるという説は否定されています。
 

【吃音への対応】
・「ゆっくり」「深呼吸して」などの話し方のアドバイスや声かけはしない
・周りの大人がゆっくり・ゆったりと話す
・簡単な文や答えやすい質問にする等、大人が子どものことばの能力に合わせる
・途中でさえぎらずに、最後まで話を聞く

他にもいくつか対応のポイントがあります。気持ちが興奮していたり、緊張していたり、あるいは体が疲れていたりすると吃音が出やすいとは言われていますが、すべての子が緊張やストレスで吃音が出るとは限りません。
中には、リラックスしている時に吃音が出やすい人もいます。また吃音が出にくい状況があるというのも報告されています。
 

吃音の子の対応

吃音をもつ子たちは、常に吃音が出ている訳ではなく、スムーズ話せているときもあります。
吃音に対しての正しい情報を知ることが大切です。言語聴覚士、ことばの教室など専門家に相談するといいでしょう。

まとめ

吃音(発達性吃音)とは、話し言葉が滑らかに出てこない状態です。
吃音の症状は、「連発(繰り返し)」「伸発(引き伸ばし)」「難発(ブロック・阻止)」などの種類があり、話そうとして随伴症状がでる人もいます。

吃音の原因はまだはっきりとわかってはいませんが、吃音になりやすい体質があると考えられています。2歳から5歳の幼児期に発症することが多く、自然に消失することも多いです。

吃音について正しく知り、周囲の大人が適切な対応をすることが大切です。吃音の心配は、ことばの専門家・専門機関に相談することをおすすめします。

※ レデックスチャンネルでは、医学用語や学術用語等の専門用語として「障害」を漢字表記に統一しています。

さいごに

弊社が提供している「HUG」は、保護者様ごとに専用のマイページを作成します。
連絡帳としての機能はもちろんお子さまが施設で過ごしている様子や活動の雰囲気など情報の共有ができ、保護者様が安心して子どもを預けられる信頼性の高い施設作りに貢献します。

施設と家庭が連携することで、療育の効果を高め、アプリでのプッシュ通知により、スピーディかつ着実に保護者様へ伝達事項を配信できます。

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五藤博義先生の紹介

こどもの認知機能の発達を検査・訓練するコンテンツでこどもの発達を支援
レデックス認知研究所 代表・レデックス株式会社代表取締役 五藤 博義(ごとう ひろよし)

■講師プロフィール
東京大学教育学部卒業、ベネッセ等で30年以上教育の研究開発に従事。川崎市の小中学校教師との作文教材の研究で松下教育研究財団森戸賞を受賞。
埼玉県特別支援教育研究会での研修、東京都中央区での教員研修など、 年間10数回、発達障害に関する講演、セミナーを担当している。

■レデックス株式会社
LEDEX株式会社は、「Learn=学ぶ」「Design=デザインする」「Experiment=試してみる、やってみる」の頭文字【LEDEX】が社名。「学び、デザインし、試してみる」そんなこども達を応援している会社です。

レデックス株式会社

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