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2017/01/16
放課後等デイサービス運営お役立ちコラム
皆さんこんにちは。
本日は、弊社もお世話になっております、障がい児成長支援協会 協会長の山内 康彦先生に
特別新教育コラムを書いて頂きましたので、ぜひご覧ください。
はぐめいとでは今後も専門の先生方のコラムを配信していきますので、
ぜひ療育のヒントとしてお役立てください!
現在、通常の学級においても特別な支援を必要とする児童生徒の数は二~三人いると文部科学省が発表しています。
大切なことは、早期から適切な療育を継続的に行い、二次障害を防ぐことです。
しかし、私が県内A市で約七千人を対象にした調査の結果、診断名がある子はわすが1%にすぎませんでした。
現実には、適切な療育が行われないまま生活をして、二次障害が起きてから専門機関に相談をしたり、
医療機関を受診したりするケースがほとんどなのです。
更に、保護者の皆様が我が子の障がいを受け入れても次のような問題点があります。
(1)専門性のある教員や指導員の不足
(2)学校や各種関連機関の連携不足
これらの問題に対しては、行政も学校も全力で取り組んでいます。
しかし現在は、「放課後等デイサービス」の活用に大きな可能性があると考えます。
その理由としては、次の点が考えられます。
・一人一人の障がいや課題に応じた支援ができる環境が整っている施設が増えてきている。
・同じ職員が小学校1年生~高校3年生までの長期的な預かりができるよさを生かし、
一人一人の成長をじっくり支援することができる。
・保護者にゆとりが生まれ、お子さんを肯定的に見ることができるようになる。
特に苦手なことが多いお子さんは、幼少期のうちから様々な経験をして成功体験を味わわせ、
自己肯定感を高めることが大切です。
これからは、良質な療育を行っている『指導員』や『環境』、『指導内容』が充実している施設を運営することが大切であり、
常に研修を行い向上心のある施設しか生き残っていけないと考えています。
なぜなら保護者がそれを望んでいるからです。
(著:山内 康彦)
※以上のコラムの著作権は山内先生に帰属しています。本コラムの転載・無断複製を禁じます。
山内 康彦
学校心理士・ガイダンスカウンセラー
障がい児成長支援協会 協会長
プロフィール
岐阜県の教員を20年務めた後、教育委員会で教育課長補佐となり、就学指導委員会と放課後子ども教室等を担当。その後、岐阜大学大学院で学び、小中高・特別支援学校の専門職修士となる。著書には「体育指導用教科書(学研)」等、多数あり。
HUGでは放課後等デイサービスを運営している事業者様の為に成長療育支援システムを開発しています。書類作成や日々の記録業務の他、保護者様と子どもたちの情報の共有する機能など施設運営に役立つ機能が満載です。
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