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2020/09/07
羽田野ふきこ先生の子育てコラム
こんにちは。子育てアドバイザーの羽田野ふきこです。
「あなたの口癖はなんですか?」
自分がよく口にする言葉について、考えてみたことはありますか?
結構、自分では気づいていないことの方が多いようですが、口癖は必ずあります。
無意識のうちに発している言葉が、
知らない間にお子さんが責められていると感じたり、
行動の制限をさせてしまっているかもしれません。
先日、講座に来てくださるお母さん達と口癖についての話題になりました。
「普段どんな言葉を子どもに使っているか」を聞いてみると、
最初はほとんどの方が首をかしげしばらく考え込まれていました。
私が教員をしていた時、「面倒くさい」が口癖の子がいました。
何か作業をする前に必ずこの言葉をつぶやきます。
毎回スタートサインのようなものです。
もちろん自分では気づいていません。
面倒くさいとは言いますが、学習には最後まで取り組みました。
ちなみに、私も以前娘に、私がよく使う言葉について言われたことがあります。
私も言われるまで自分の口癖には気づいていませんでした。
それは、「なんで?」という言葉です。
私は、何かに気づいたり発見したり、物事を深く考えるたりするとき、
“なんでかな?”
“どうしてそうなったかな”
“何が原因なのか”
“そこに何があるのか”…を知ることに
とても興味があります。
私にとって「なぜ?」は好奇心の現れであり、
疑問に思うことがあると本で調べたり人に聞いたりして考え、
行動に起こすことが好きでもありました。
しかし、この言葉は相手に“責められている”と感じさせたり、
時によっては“言い訳を出させてしまう”場合もあり、
使い方に注意をしなくてはいけません。
娘がそのことに気づかせてくれました。
(娘には感謝しています。)
「口癖」とは・・・
案外、家族や周りの人の方が気づいているのかもしれませんね。
ですから、分からないときは家族や親しい誰かに聞いてみるのもいいかもしれません。
これは、母親のアンケートから出た「普段よく使う・聞く言葉(親・子ども)」です。
自分が普段よく使う言葉 |
はやく さっさと ちゃんと どうして なんで? なんなの また? 何回言わせるの? まだ? もう知らない ~しなきゃ ○○しなさい 〇〇してはいけません 普通は・・・ とりあえず お兄ちゃんななんだから 男のでしょ もう○年生でしょ あ~忙しい |
子どもがよく使う言葉 |
面倒くさい わからない 知らない ごめんなさい 心配 こわい どうしよう でも・・・ だって~ どうせ ボクなんて ムリ |
毎日知らず知らずのうちに発している言葉…
「口癖」に至るまでにはこのような図のサイクルがあります。
つまり、心は「思考」「感情」「行動」の3つから成り立ち互いに影響を与え合っていて、
それが「口癖」として現れるのです。
あなたの1の思考(価値観)によって、2の味わう感情も違い、
それが3の行動(身体の動き・反応)に繋がり、さらに4の口癖となります。
たとえば、
子どもに毎朝「早く早く!」と言う言葉を使っているとします。
このとき、
3.身体はどんな行動をとり?
→怒る・怒鳴る・筋肉が硬直
2.どんな感情を味わい?
→いらいら・焦り
1.どんな言葉を頭の中で言っているでしょう?
→やるべきことはさっさと早く済ますべき
→物事はテキパキとやる
自分の持っている思考を変えるのは、とても難しいことです。
(ですから私の講座では、まず思考パターンを書き出すことから始めます。)
つまり、1の思考に気づくことによって、
感情を改善したり行動を変化させたりすることができます。
感情は、直接コントロールすることが難しいです。
行動は、この思考や感情がブレーキとなり、分かってはいるけれどなかなか動けません。
まず、普段から簡単にできること…
最初は、自分の口癖に気づくことをオススメします。
口癖を変えることによって、行動に繋がり感情をコントロールすることができます。
自分がどんな言葉をよく使っているかという“私の口癖”に気づくことです。
その言葉を発しようとしたときに、自分の行動や感情・思考に、
少しずつ気づいていくことができます。
つまり、口癖に気づき意識することによって、
自分の内側で起こっていることを冷静に見ることができるからです。
自分の口癖や子どもの口癖や行動から、感情や思考を見ることができます。
自分の口癖に気づいたら、その言葉を違う言葉に代えてみる方法もあります。
もちろん、心の中で唱えるのもOK !です。
たとえば、
「早くしなさい!」と言いそうになったら、
「時計見てね」などと言葉を換えてみます。
「また!?」と言いそうになったら、
心の中で「そういうときもあるよね」と言い換えてみます。
口癖を見つめることで、行動が変化するかもしれません。
感情が落ち着くかもしれません。
思考が柔軟になるかもしれません。
みなさんも、自分の口癖を探ってみてはいかがですか。
(最後までお読みくださり、ありがとうございました。)
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教師歴33年! 親子で幸せになるポイントを提案!
子育てアドバイザー:羽田野富喜子(はたのふきこ)
○元小学校教諭・幼稚園教諭
○人財教育サポーター
○ハートフルコーチ
○NLPエグゼクティブトレーニング修了
○ソリューション・フォーカス・アプローチセミナー修了
■講師プロフィール
教師生活33年(内、特別支援学級3年)。一貫して教育の仕事に携わる。
学級崩壊したクラスを立て直すなど、「自己肯定感を育む学級・感動ある授業の創造」を目指して実践。
3000人以上の親子と関わり、子どもの心の声に耳を傾け親と共に悩み考え、「子育て支援・保護者の自分育て支援」を行い現在に至る。
2014年3月に教師を早期退職し、心理学やコーチングをベースに個人相談・保護者向けの子育てワークショップ・講演・障がい児セミナーなど、ニーズに応じて各種子育てコーチング・講座を主宰。さらに、教師指導講師や企業研修講師も務める。
"子どもを幸せに導くためには、自分自身が幸せになること"をモットーに、これまでの経験から自己肯定感に着目し、「自分らしく生きる」ために"何に気づきどのように生きることが大切なのか…"など、親子で幸せに生きる生き方を提案している。
■活動内容
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