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2018/05/18
放課後等デイサービス事例インタビュー
埼玉県さいたま市にて放課後等デイサービスを4施設運営されている株式会社ジェイド様にお話しを伺いました。
学習塾のノウハウを活かし、学習を通しての療育を日々行われている上杉社長。
子どもたちには自信を、保護者様には安心を…そんなあすぽーと様の魅力をご紹介します!
>>【中編】お客様に「安心」を届けたい!利用者様の心に寄り添ったサービスに努めることで広がるあすぽーとの輪【株式会社ジェイド様】
>>【前編】遠方からでも通いたくなる放デイ!学習塾のノウハウを活かした施設運営には思いやりが詰まっていました【株式会社ジェイド様】
インタビュアー(以下:イ)今後のビジョンや目指す姿があれば教えてください。
上杉様(以下:上杉)元々の施設立ち上げのきっかけもそうですし、今までの経験も含めて、我々は療育の専門家になりたいと思っています。
特に発達障害の子たちの課題であるコミュニケーションや、社会性。
このあたりに困っている子どもたちや保護者様の力になれるような場所にしたいですね。
やっぱり通常学級に通っていると、色んな人間関係が本当に大変なんですよね…。
そういう意味でも居場所になって、自信をつけてあげられたらなと思います。
イ)そういった面で困っている子供たちが非常に多いということですよね。
上杉)すごく多いと思います。
やっぱり学童期に色んなルールとかマナーとか、人との関わり方を少しでも学んで社会に出るってとても大事なことだと思うので。
イ)ちなみに施設を利用されていた方で、卒業されていく方もみえるんでしょうか?
上杉)まだ施設を始めて二年弱なので、卒業ということはほぼほぼないですね。
一年二年通う中でずいぶんと成長したなとか、自己コントロールできるようになってきたなっていう子はいます。
でも二年前に中学二年生だった子が、この春から高校生なんですけど、今後も通ってくれると言ってくれています。
かなり頑張ってきて、最初は全く発語もなかったような子なんですが、コミュニケーションできるようになりました。
あすぽーとが生き甲斐だ!!って言ってくれてますからね(笑)
イ)それはありがたいですね!(笑)
上杉)ありがたいですね~そういう声はね、本当に…。
本当にみんな楽しんで通ってくれていて…土曜日とか祝日、夏休み冬休みはもう本当に色んなイベントをやるので、それを子どもたちは楽しみにしてくれている部分もありますね。
イ)ここは鉄道博物館が近いじゃないですか、外出のイベントも多いですか?
上杉)そうですね。イベント一覧もあるので後でぜひ見てください(笑)
イ)ぜひ拝見させて頂きます!
イ)では次に、HUG導入のきっかけを教えて頂いていいですか?
上杉)とにかく事務作業がすごく大変だと思ったのが最初のきっかけですね。
特に児発管は色んな紙に同じ内容を転記する必要があるんですよね。
業務日報だったり、送迎の記録だったり、施設内での児童の共有情報だったり…色々書くものがあって、すごく大変だなと、それを私がなんとかしたいという思いがあって。
特にこの連絡帳、サービス提供記録を一生懸命…子供がいる時間に書くようにしていたんですけど、それだとやはり色々な課題も見つかって、なんとかしたいな~と。
たまたまあるセミナーに行ったら、HUGの説明があって…。
HUGには色んな利便性が秘められていると思うんです。
事務的な手間の軽減、プラス保護者様の利便性だったりとか、満足度の上昇に繋がる。
言葉だけじゃなく写真が入ったりとかね。
私も施設を立ち上げた当初は結構こだわりがあって、写真も撮りますよね。
それを紙で印刷して、ハサミで切って、連絡帳に貼ったりとか挟んだりして。
やっぱり言葉だけじゃ伝わらないというのはずっとあったので、立ち上げの当初から写真はつけてたんですよ。
そこにこのHUGの説明を聞いた時に、想いが合致して、同じこと考えてる!ってのがあって。
それもスマホで…アナログじゃなくてデジタルでできるっていうので、これはいいなと思いました。
しかも、子供がいる時間に一生懸命書くってことから解放されると。すごくいいですね、便利になりました。
イ)HUGを導入して大きく変わったところはどこですか?
上杉)まずはスタッフの負担の軽減はかなり大きいですね。
保護者の方からすると、当然スマホとかまだ慣れない方は少なからずいらっしゃいますけど、予約とかもすごく入れやすくなったと思いますし、サービス提供記録も写真がついたりしてすごくわかりやすくなったんじゃないですかね。
活動記録もいいですよね、あのブログみたいな機能。
他の教室の様子がわかるので、お互い励みになりますよね。
「あ、今日は他の教室こんな活動したんだ、じゃあうちも今度やってみよう」
となるので、社内的にもいいと思います。
イ)上杉社長自身も結構HUGは見られるんですか?
上杉)見てます見てます。
今は随分社内にも定着してきたのでHUGを開く機会はちょっと減りましたけど、導入した当時はもう…入退室の記録がないだけで「ちゃんと入れてください」ってスタッフさんにせっついてました(笑)
ようは保護者様方が不安になっちゃうわけですよ、入退室のメールが届かないと。
これも塾ではあるあるで、塾だと夜が遅いので入退塾のメール通知って普通なんですよね。
その視点から行くと、メールが届いてないってだけでやっぱり保護者様は不安になってしまうので、入退室は忘れずに記録するようにお願いしていました。
タブレットも導入しましたよ!4つ!アドバイス頂いたのでね。
サービス提供記録もちゃんと全員分書くようにってことで、結構チェックしてましたね。
あとは、保護者様からのコメントを直に私が見れるっていうのも大きいですね。
紙だとやっぱり見れないじゃないですか、それぞれの教室に行かないと。
HUGだと持っている端末で見れるので、スピード感が違いますよね。
社内のシステムを変えたり、療育の質を高めたりする上で、このスピード感はすごくありがたいです。
イ)割と導入自体はすんなりいった感じですか?
上杉)うーん…結構大変だったかなー…。
そもそもパソコンに不慣れな方も当然いますから。
でもHUGはマニュアルが充実していたのでとてもわかりやすいと思いますよ。
サポートも親切丁寧に教えてくださったので…安心できましたね。
イ)ありがとうございます!
イ)ジェイド様は本当にHUGをたくさん使ってくださっているので、弊社としても非常にありがたいです!
上杉)個別支援計画なんかもこれで作れますからね、すごくいいですよね。
まだうちは既存のExcelで作ってしまっているので、活かせてないんですが、だんだんと移行していきたいと思っています。
現在利用できている機能としては、施設管理や申込管理、あとは日々の入退室の記録、サービス提供記録ですかね。
ケア記録はあんまり入力できていないので、私も常にはっぱがけをしています。
どうしてもスタッフの心理的に、保護者様の直接目に触れるサービス提供記録は一生懸命書くけど、ケア記録は後回しとなってしまうようで…。
でもケア記録こそが命だよと。これがやっぱりその子の支援の根幹になってくるものでもあるのでね。
そこはこれからの課題ではありますね。
イ)なるほど。今後もぜひHUGのご活用をお願い致します!
では、最後にこのインタビューを読んでくださっている他事業所様に一言お願いします。
上杉)それぞれの事業者同士が意識を高く持って、サービスの質を高めていくということが、利用者様のためになるし、これだけ制度が次から次へと変わっていく中で、私たち自身の質を高めることが、この制度自体の未来にも繋がると思います。
質が低くなってしまうと、私たちも苦しむことになってしまうので、ライバルとかではなく、お互い助けあって事業所同士も情報交換しながら地域の方々の支援に関われたらなと思っています!
イ)本日はありがとうございました!
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