放課後等デイサービス業界に
広く通じる情報を随時配信中!


【前編】口コミで広がる利用者の輪!一人の利用者からとんとん拍子で人気施設に! その裏には子供たちに真摯に向き合った療育プログラムがありました【株式会社BUD様】

2017/11/07

放課後等デイサービス事例インタビュー

【前編】口コミで広がる利用者の輪!一人の利用者からとんとん拍子で人気施設に! その裏には子供たちに真摯に向き合った療育プログラムがありました【株式会社BUD様】

静岡県浜松市にて放課後等デイサービスを2施設運営されている株式会社BUD様にお話しを伺いました。
マーケディングを駆使して、利用者様のニーズにあわせた施設運営を行っているGrow up様。
施設をはじめたきっかけから人気施設に至るまでの道のりを小野社長にお話し頂きました。

  • 実地指導に強い!放課後等デイサービス向け施設運営システム。加算要件を自動でチェックし、最適な人員配置をサポート。業務時間の短縮を実現します!
  • 放課後等デイサービスを運営している会社が開発 療育に特化した業界唯一のソフト HUGの資料請求をする

保護者様の要望を聞くと、勉強をやらせたいという声が多かった

インタビュアー(以下:イ)本日はお時間頂きありがとうございました!
早速ですが、インタビューを始めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

小野様(以下:小野)よろしくお願いします。

イ)まずはGrow up様の施設の概要についてお願いします。

小野)現在は放課後等デイサービスを2施設運営しています。

イ)開所してからどのくらいですか?

小野)1施設目の浜北沼が2015年12月にオープン、2施設目の浜北道本が昨年2016年7月1日オープンです。

イ)2施設目を作られた理由はなんだったんでしょうか?

小野)元々こちらの浜北沼が運動療育をメインとして始めた施設だったんですけども、保護者様の要望を聞いていると、やっぱり勉強をやらせたいって声が結構多かったんです。
そこから、じゃあ勉強メインの施設を作ろうかな、と。
宿題はね、浜北沼でもやってるんですけどね。
Grow up岡崎の方で「天神」っていう学習ソフトを入れていたのを見たので、そういったものを取り入れた、パソコンも練習できるような施設がいいなと思っていました。
ちょうどその頃、脳機能バランサーの紹介もあったので、それらも取り入れたパソコンが練習できる学習施設を作りたいなということで、新しく施設を作りました。

イ)浜北沼は運動で、浜北道本は学習。施設によって機能が違うということですね。
利用者様はどちらか一方の施設を使ったり、平行して使ったりという感じでしょうか?

小野)そうですね。

自身の事業としてやっていくにはすごく価値のあるものじゃないか

イ)そもそも放課後等デイサービスをやろうと思ったきっかけはなんだったんでしょうか?

小野)一番は、Grow up岡崎の社長さんと前の職場で同僚だったっていう(笑)

イ)あ、そうだったんですね(笑)

小野)もともと福祉の業界には興味があったんですけど…。
自分の子供が成人になる時って自分の仕事はどうなるのかなって、自分の仕事を見つめ直した時に、僕は浜松から名古屋に通っていたので、それも遠いし…まず地元に帰ってきてやれる仕事をしたいな、と。
地元で仕事を探しながら、でも定年は60で…このあと子供が大きくなってちょうど大学生ぐらいで…とかってなった時に、何か自分でやれる方がいいかなって考えていました。
そんな時に、ちょうどGrow up岡崎の社長さんが放デイ施設を始めるから見にくる?って話を頂いて、岡崎に見に行きました。
前職の時にもボランティアなんかに色々参加していたので、福祉に関しては抵抗がありませんでしたね。
ちょうど子供のことも考えていた時期に、あ、こういった施設もあるのかっていう。
前職で横に座ってた同僚が始められるんだったら、自分にもできるんじゃないかって。
自分がこれから先、自身の事業としてやっていくにはすごく価値のあるものじゃないかなと思って。
で、社長さんにちょっと教えてくださいって頼んで。それで始めることになったという感じです。

イ)そうだったんですね。ちなみに前職って何をされていたんですか?

小野)保険の営業ですね。

イ)あ、では今とは全然職種が違うわけですね。その辺はいかがですか?前職と比べて…。

小野)もともとこの業界に入る時に、この業界って外から見て閉鎖的なところがあるなって思ってたんです。
知り合いもグループホームやったり、就労支援施設をやったりしているので、そこも知ってたんですけど。

今、国の方では福祉にお金がかかりすぎていて、お金が足りない。
中身を見てみると国は福祉の予算を減らそうとしてるわけですよね。
ただ単純に、介護の方のレベルを下げていこうと、要はサービスを受けれる人を少なくしていこうっていうような動きがあるんですよね…。
まあそれはそれでしょうがないのかなと思いながら…。
障がいの方で言うと、今就労で働いている人たちは障がいの程度によってしょうがないんですけど、国のお金を使って働くしかない人が多いんですよね。
僕の知り合いがやっている就労Aの施設は事業がうまくいってるので、就労Aでそのお金を働いている人たちに出すことができてます。
この業界に入る前に色々マーケティングしてきましたが、そういった施設が少ないなと。

イ)自分の施設で利益を出しながら、障がい者の方々を支えることができる施設ということですね。

小野)そうです。少ないなーと。
そういった形のものがもっともっとできれな、福祉って変わるんじゃないかなと思いました。
福祉の業界にずっと長くいた人って多分視野が狭くなってるので…。
それをなにか変えれるようなことはできないのかなと考えていました。

イ)ここに通ってくれた子供たちが成長した時には自立して…。

小野)そうですね。自立して、そういった会社に入ってもいいですし。
そういった受け皿になるところはこれから作っていきたいないと思いますけど…。
ゆくゆくは就労支援施設をね。

今は運動と学習ですが、学習のニーズはやっぱり高い

イ)何か具体的に考えられていることはあるんですか?

小野)よく、ゆりかごから墓場までって話があると思うんですけど、老人介護の方はまあ最期の方だけなんですけど、障がいの方ってずっとついてまわるものなので…。
いわゆる子供の頃から、将来的なグループホームのところまで一貫して支えることができる施設を形にしたいなとは思っています。
ただ、実際放デイを2施設作ってみて、次に作るなら児童発達支援、もしくは就労支援かなと思っていたんですが、割とまだまだ放デイにニーズがあるんですよね。
実際、浜松市浜北区の地域って、僕がこの施設を作った一昨年にマーケティングした時は確か4施設しかなかったんです。
今は14施設くらいある(笑)

イ)めちゃくちゃ増えてますね(笑)

小野)他の施設にどれぐらい問い合わせがきているのかはわかりませんけど、うちにもまだ問い合わせきてくれていて、いっぱいなんですよ。どっちもいっぱいいっぱいで。
なので、とりあえずはまだ放デイをもう少し増やしてからなのかなーとか。
ただ、今は人員配置の問題があるので…特にこの春に法改正があって、来年またあるってなると、やはりよく考えてやっていかなければならないなと。

イ)でも放デイの施設の数じゃないですけど、受け皿はなんにせよ増やしていこうかなという感じ?

小野)そうですね。今は運動と学習ですけど、学習のニーズってやっぱり高いなと思ったので、そういった施設はまだニーズがあるのかなと。

やっぱり紹介が一番強いですね

イ)利用者様の年齢はどのくらいなんでしょうか?

小野)最近、浜北道本のニーズが上がってきているので、少し年齢層は上がってきています。
もともと一昨年の12月~3月くらいまであんまり利用者様もいらっしゃらなくて、4月から新しく1年生になった子が入ってきたので、割と低学年の子も多いです。
小学校3年生くらいまでの子が多いですね。

イ)大きい子もまた最近増えてきて…。

小野)小学校4年生~5年生くらいですかね、中途で入ってきてくれて。
今年も新1年生が13~14人くらい入ったんでね。
来年の新1年制の子も今の時点でもう5、6人予約が入ってるんで…。

イ)8月で?!すごいですね。それだけニーズがあるということですね。

小野)そうですね。あと浜松市の相談支援機関が近くにあるんですけど、そこに児童発達支援とかいろんな施設が複合的にある施設があって。
そこに通っている年長さん、年中さんのクラスで、割と評判になっているらしくて。
Grow upいいよって。すぐにいっぱいになるから早めの方がいいって聞いて来ましたみたいな。

イ)クチコミってことですね。素晴らしいです!
それこそ今は一年後まで予約が入っているということで、良い噂が広まっているのも、着実にやられてきたからこそだなと思うのですが、
施設を始めた当初はいかがでしたか?

小野)浜松市は10月に浜松市放課後等連絡協議会っていうのがあって、そこで事業説明会みたいなものを開催するんです。
その時に保護者様用に冊子みたいなものを作るみたいなんですけど、翌年に新一年生になるお子様がいらっしゃる保護者様はそれを見て説明会に参加するんです。
一昨年にオープンした時ってもうそれが終わったあとだったので、うち12月からなので(笑)
知られてなかったんですよね。保護者様方に認知されるのに最初時間がかかって。
12月は僕の知り合いのお子さんが放デイに通っているということだったので、紹介したら来てくれるようになって…だから最初は一人ですよね。

イ)結構つらいですね…。

小野)まぁまぁまぁ…でも準備もなく始めちゃったので、12月はゆっくり…書類も作りながら。
1月になって、延べ人数が50人ぐらいになったのかな?
最初の保護者様が他の方にも紹介してくださったみたいで。
でもそれだけじゃあれだよねってことで、相談支援事業所は全部回って、あと学校も回って、そこから紹介が来るようになって…。やっぱり紹介が一番強いですかね。
3月の時点で延べ人数が200人いったのかな。

色々考えて療育をしてくれるってところがマッチしたんだと思います

イ)結構トントン拍子に進んでいる感じがしますね!

小野)そうですね、ありがたいことに。
4月で新1年生が入って、一気に250人になって…。
その時に新しい施設作れるかなってことで、浜北道本を考えました。
なかなか場所が見つからなくて、やっと7月に。夏休み前にはやっぱり作りたいなと思って。
それ以上経ってたらいっぱいだったと思いますね。
5月、6月で300人いっちゃってたので…もう限界でしたね。

イ)最初に通ってくれた一人のお子さんに対して、真摯に療育をされていたからこそ、口コミが広がっていったんだと思うんですが、何か「これだな」みたいなものはあるんですか?

小野)最初の保護者様は施設のインパクトがまずあったにはあったと思いますね。
ボルダリングがあるし…運動好きな子だったので…当時は小学校3年生だったかな。
それがまず第一と、あとは一日のプログラムかな。
時間があったのでね、Grow up岡崎さんにも教えてもらいながら、プログラムをよく練って作っていました。
2年前の当時って、まだこのあたりはほとんど預かり型だったんですよね。
その保護者様とお子さんが通っていた施設も本当に小さい部屋にテレビが置いてあるだけ、みたいなところだったらしくて。
その保護者様は塾とかも行かせたい、習い事もさせたいって言うような方だったので。
ただ単に預かるだけじゃなくて、色々考えて療育をしてくれるってところがマッチしたんだと思います。

イ)具体的に当時は何されてたんですか?

小野)よくあるリトミックとか、リズムダンスとか、ちゃんと宿題の時間も設けてました。
施設に来たら、最初の30分は宿題をやります。
あと、Grow up岡崎さんでも定期的に行ってるコーディネーショントレーニングとか。
最初は一人だったので、職員さんと一緒に工作したりとか。

  • 放課後等デイサービスを運営している会社が開発 療育に特化した業界唯一のソフト HUGの資料請求をする
  • 開業スタートダッシュパック 内容を詳しく見る

メールマガジンの登録

新着記事や放課後等デイサービスに関するお役立ち情報をお届けします!

メールマガジンの登録はこちら


アクセスランキング
カテゴリ

最新の記事
話題のキーワード




本件に関するお問い合わせ先:株式会社ネットアーツ TEL:052-339-1222 E-mail:tsales@netartz.com
本記事の転載・無断複製を禁じます © Netarts Co., Ltd. All Rights Reserved.